統一地方選大駅頭大会

【大駅頭大会】
17日の午後6時から午後8時まで越谷駅東口で大型街宣活動を行います。
是非見にいらしてください。
「弁士予定」
松本武洋 様(和光市長)、根本崇 様(野田前市長)、藤田孝典 様(下流老人著者)、
井出大喜 様(草加市議会議員)、堀越俊男 様(松伏町会議員)等

市民と議員の統一政策「私たちが創る、地域の未来2019」

市民と議員の統一政策「私たちが創る、地域の未来2019」
※このマニフェストは市民と議員による5回を超える作成会議と
駅前街頭演説・街頭アンケート・発表会の結果を踏まえて作成しました。

PDFファイル⇒埼玉政経セミナーマニフェスト2019

埼玉政経セミナー 第3回 市民検証大会報告

PDFファイル⇒埼玉政経セミナー 市民検証大会報告 3

埼玉政経セミナー 市民検証大会報告
                        平成30年10月9日 事務局長
・日時:平成30年9月29日(土)18時30分
・場所:市民活動支援センター A会議室
・出席者:18名
1、 開会挨拶:白川秀嗣・新代表

2、 2017年度活動報告 1)全体総括報告:辻 浩司・前共同代表、2) 分科会報告 ①「豊かさ」分科会:寺島義人、②「公共」分科会:小口高寛、③「しくみ」分科会:山田裕子
  コーディネイター 辻純志郎
3、 テーマ「数値目標の達成度ではなく、市民参加はどれだけ進んだのか」

4、 質疑応答・討議
・今回の検証大会は従来2回の検証大会と違って、公約がどれだけできたかできなかったかの点数や〇×△検証ではなく、又運営委員の報告対会場からの質問と応対の進行でもなく、マニフェストをコミュニケーションの道具として使いこなすことを巡って、静かだが激しい論議として進行した。

・例えば本年で三回目の主催者側となった「子供きらりん」に参加した総括では、チームリーダーから個人的見解も提出されたが、チームとして参加したからこそ見えてきた関係つくりの反省材料(「お母さんたちとの関係はなかなか進まなかった」という反省)が、率直に報告されその教訓を共有化したいという発言が他のメンバーからあった。

・停滞論や解散論議の底にあったもの。新たな格差と貧困が広がる中、市民一人一人が生活や地域の困りごとを 他人事ではなく(行政や議員におまかせでなく)共通の課題として受け止めるためには、今までの慣習や価値観の転換が必要で大変な事である。そのためにより多くの市民が政策実現に参加するための道具としてマニフェストがある。しかしその実践の多くは前例がないだけに失敗の連続でもあった事。こういうことに向き合う論議が、停滞論議や解散論議だったことも明らかになった。

・次世代に何を伝えたいのか。「おひさま発電」で太陽光発電設備を西方小学校の屋上に設置し、その後、当該校で5年生の生徒を対象とした自然エネルギーの実験を行い、その後5年生全員を対象の課外授業の要請を受け、現在準備中だ。次世代へ伝えたい価値観はこの様な活動を通して伝わるとの実践報告がされた。

・会場はこうした論議を受けて、愛想うなずきや、冷笑や、茶化しとは無縁な 「じっと聞いている」雰囲気(昨年の総選挙の際、秋葉原等で安倍演説をじっと聞いている雰囲気)だった。この雰囲気があったからこそ次から次へと当事者意識のたかまりを吐露していく連鎖のような発言が続き「地域で関係者との合意をとるのは困難が伴うが、小さなことからまず持ち込んでみようよ」という会場からの市民の発言が締めになった。

5、 まとめ:白川秀嗣・新代表
・こんなにマニフェストに関して真剣な議論を行っているところは既存の政党を見回しても見当ら
ない。意見の違いや対立を生じる中で、会話から対話への苦労があったからこそ次の課題が見えて
来る。市民自身が地域をどうしたいのか、どういう方法で行うのかの共有感を作ることによって、
私たちが望む地域を作っていくことが出来る。来年の統一地方選挙は審判する市民はどの様な判断
材料を持つべきなのか、10月26日開催の特別講座はその事がテーマになる。
以上

埼玉政経セミナー 第2回総会報告

PDFファイル⇒埼玉政経セミナー 総会報告

埼玉政経セミナー 第2回総会報告
平成30年9月11日
・日時:平成30年9月7日(金)19時
・場所:市民活動支援センター B会議室
・出席者:13名

1、 開会;「出席者」13名+「委任状」12名=「合計」25名で、「会員総数」43名の1/2
以上に達したため、総会は成立。
2、 司会 辻純志郎氏
3、 代表挨拶:辻 浩司・共同代表、小口高寛・共同代表
4、 議長選出:三輪辰宏氏

5、 議案
第1号議案 平成29年度事業報告―菊地事務局長が提案して『承認』された。

第2号議案 平成29年度会計報告―寺島会計から提案され下記の議論の後『承認』。
 ・会計監査後に「平成29年度会費収入額:17,000円」が会計の帳簿に記載されておらず、現金も手元に無いことが明らかになったことに対し、(原因は事務局長から会計に業務引き継ぎの際、現金及び領収書控えが散逸してしまった)会計の対応策は『17,000円を帳簿に追記して、現金は事務局長が一旦補填するという追加説明があった。この処理を会計監査報告の際、異例だが会計監査から総会参加者がこの説明を承諾されるなら承認したい、との発言があった。
・「『欠損』扱いという処理にするのが、常識的判断ではないのか」という意見が出されたが、「17,000円は別立ての『実績リスト』に納入額・納入者、年月日が記載されており、事実として認められるので、問題はない」という意見が出され、また、会計から探せば必ず発見することが出来るという発言もあり、第2号議案は承認された。

第3号議案 役員改選の件―下記の役員人事を『承認』
 ・「代表」白川秀嗣、「事務局長」三輪辰宏、「会計」広瀬知也、「会計監査」岡村宣夫
   *当面の間は「共同代表」は空席でスタートする

第4号議案 平成30年度事業計画(案)―新役員から提案があり『承認』された。

第5号議案 平成30年度会計計画(案)―新役員から提案され下記の議論の後『承認』
 ・前年度繰越金が今年度末にはかなり減少する見込みであり、財政の健全さが心配されるとの発言に対して、新規会員の加入に努めること、講座等の事業を通して収入増を図って行きたいとの答弁があった。
6、 本来は「総会」と同日に行うべき「マニフェストの市民検証大会」であるが、準備期間が取れず、9月29日(土)に開催することを確認した。
以上

みんなのマニフェスト2015 第一次案発表会 感想

今回の素案発表会は「マニフェスト2011」スタート時にはなかった工程で、その意味では与えられた感が一掃されて、数回にわたり開かれたそれぞれの分科会で多くの時間をかけて議論された結果、作り上げられたマニフェスト案である。したがって、各分科会とも具体的な政策への深化がみられ、一般市民への分かりやすさの配慮がなされたものとなったと確信できる。                先ず言えることは各分科会とも市民参加メンバーが増員され、より市民目線での討議が進んだことである。バッチ・非バッチのこのような空間をつくり得たことで、市民生活に密着した約束ごとが、より深く市民に浸透していくことを
期待したい。またバッチへの期待度も今まで以上に高くなってきたし、どの会派が、どの議員が何を発言し、市民のリーダーとしてどのような働きをしてくれているかが、可視化されてきたことは今後の市政運営上からも重要であろう。
それらの情報の下で行われる4月の統一地方選挙は、越谷の政治状況を見るうえでのバロメーターでもあり、まずは投票率アップを実現したい。
またそれらのトリガーの役割となる「ローカルマニフェスト2015」分科会を含む政経セミナーの活動が市政改革への導入部であり、これからの4年間が
越谷の歴史の分岐点であってほしい。
西川(西川 孝一)

出席者の参加意識は良好だが、チームの討論の意図が不明瞭でマニフェストの内容精査にいきつかなかったことが残念。事前にマニフェストを示しておくことを提案したい。
今回の特別講座の目的は、マニフェストのドラフトを市民に示し、その意見もしくは質問をうけて、マニフェストを市民の意思に沿ったものにしていくことだと考えていたが、その目的が参加者に明瞭に伝えられていたとはいえず、チームでの討論が収斂せず様々な方向から意見・感想を述べ合う場になってしまい、このマニフェストが市民のニーズにあっているのか、いないのかが判然としなかった。しかしながら、マニフェストに対する反対意見はほとんど見られなかったことから、感覚的には全体的な方向性としては合意がえらえていると感じた。
事前に、ホームページや、駅頭で案を頒布しておき、この場で意見・質問を受ける形がのぞましいのではないかと思われる。
寺島(寺島 義人)

特別講座の感想ですが、言葉でイメージして感じてもらう説明、表現の難しさを感じました。
 「地域包括ケアシステム」に関しては懇親会の席で「要介護者を中心に取り巻く人の関わりから表現してみてはいかがか。」と云ったアドバイスも頂き、参考になりました。
 グループ討議では私は1グループでしたが「新しい豊かさ」に関しての意見が主でした。
①「コンビニ受診」はいつでも医療を受けることが出来るので豊かで良いのでは。また、なぜ「コン 
  ビニ受診」が最初に書かれているのか。後、もっとラジカルに捉え、「コンビニ受診」をなくしたら 
  どう豊かになるのか等の表現をしてみてはどうか。
②マニフェストに対しての手引き(もっと判りやすく書かれたもの)を作製してみてはどうか。
③国民健康保険の未納金に対して、回収率目標を表記してみてはどうか。
④中核市になる意義(保健所が越谷市に出来ても市民に対してのメリットはあるのか等)
⑤行財政改革についても考えて行く。
上記の内容が主に出た意見です。
 最後に特別講座の呼びかけについて、いつもは前もって各駅で駅頭での呼びかけ、又、チラシの作製もありましたが、今回は急ぎ足で行われ準備時間が少なかったと思いました。
小口(小口 高寛)

 第19回特別講座は、統一地方選挙に向けたマニフェスト案の第一次発表での開催でした。
 今回の目的は、最終案を固める前の段階で市民に示しその意見を聴くというものでしたが、グループごとの討議ではそれぞれの参加者によってバラエティーに富んだ意見が出たようです。
 政治の基本は、みんなで考え、みんなで決めて、みんなで動き、みんなで責任を負うというものだと私は考えていますが、マニフェスト=約束を単に議員や組織の一部の人間でだけで決めるのではなく、しっかりと事前に説明して意見を聴く姿勢は今後一層強化していかなければならないことだと改めて認識しました。
 その上で、マニフェストを具現化させるのは議員が行動していくことはもちろんですが、市民がしっかりと意識を持って行動することも重要です。それをいかにして今後の成案作成とその発表、さらにその後の4年間の活動の中で成し遂げていくのか、そのための基盤づくりを進めていきたいと思います。
またその基盤づくりの第一歩が次回第20回の特別講座となりますので、次回はより多くの市民が参加するように事前の広報活動をしっかりとしていきたいと思います。
 細かい点として、設営に関して若干の不手際がありましたので、次回は段取りよく進めていきたいと思います。
菊地(菊地 貴光)

 今までは議員が勝手にマニフェストを提示し、私たちは誰が良いのかを人柄や政策で判断していたが、40名以上もいる市議会選挙でほんとに判断できていたのだろうか。「選や先や意味」を求めながら、無い物ねだりを続けてき結果がどうしようもない議会の誕生だった事は言うまでもない。
その様な結果を打破すべく、今回の試みが始まっている。マニフェストを事前に討議して決めていく事は一般市民にとってなじみがない。しかし、事前に運営委員による勉強会や打ち合わせも10回を超え、まちづくりにとって一番大事な物を学ぶことができた。市民にとって選んだあとのチェック機能や多数派形成が重要で、市民参加が問われる。
当日は参加者の意見もまちまちだが、4年前と違い理念(前文)が自身に浸透していたおかげでブレない回答・検討・運営ができた。最大の成果は初めて30名もの人が理念を共有する空間が作れたことだろう。この成果に甘んじることなく、更に内容も広報も積み重ねていきたい。
岡田(岡田 英夫)

 「新しい豊かさ」分科会を担当して、今回の「マニフェスト2015」は前回のものに比べて“入り口のハードルが低くなり、出口のハードルが高くなった”と思う。入り口に関しては、多くの人が新たに分科会に参加し、具体的な政策の討議が行われたこと、
また、当日のグループ会議の席で、参加者から「豊かさ」の政策項目に関して、マニフェストへの掲載順序を変えるべきではないかという改善提案が出されたが、多様な人が作成に参加して政策が討議され決定されるようになった。一方で2015の「豊かさ」においては、政策内容がより具体的になったことで、実行結果がどうなのかストレートに見えるようになった。従って個々の政策のPDCAを推進する活動が検証されることになる。日常の生活を変えていくことになるので、地元での生活実態がない私にとってはどこからどのように始めればよいのか、思い悩んでも前に進むわけではない。自分が取り組みたいと思っている地域包括ケアシステムの現状の進行を把握するところから始めるつもりである。
岡村(岡村 宣夫)

進んだ?変わった?越谷市と市議会 感想

 検証大会は今回、私には3回目になりますが、今回は特に伝える難しさや伝えられているのかと云う不安を感じていました。
 現在進行形で営まれて行く人生と、いずれ誰もが必ず迎える最期、「地域包括ケアシステム」の最期は地域で迎えたいと云う想いもこの事業の要素のひとつと知った時、物を与えるだけの感覚ではなく、お金の流れだけの感覚ではなく、過ぎ行く時間を受け止める感覚だけではなく、独りひとりが何を想い、どの様に感じるのかを非常に考えました。
 最期に「自分の人生は良かった。」「生まれてきて本当に良かった。」等、誰もがこの感覚を感じ、旅立っていける事がこの事業の大切さなのではないのかと私は思い、又、その為にはお金だけではなく何が必要か。例えば、独りひとりにきちんと向き合った関わりなのか、時間に区切られ目の前の仕事をこなす様な関わりなのか、時間は区切られても最大限利用者に向き合った関わりなのか等、気持ちの部分に何をどの様に感じてもらい、イメージして頂けたかは今も疑問におもっています。それは、「地域包括ケアシステム」だけではなく、新しい豊かさの検証項目全てに云える事です。自分達が何をイメージしてどの様に伝えるか、くどい様ですが本当に考えました。
 後、独りの参加者の方から伺った感想ですが、「普通で、説明を重視し過ぎている様に感じ、その分、説明の時間が長く会場に飽きが入りだしていました。一般人は、長い話は苦手で、せっかく話してもほとんど覚えていません。もう少し、運営側と参加者がリアルタイムで話した方が飽きないと思いました。」と云う感想を頂きました。
 最後に今回の検証大会は私にとっては良い経験でした。新しい豊かさの「成長社会から成熟社会へ」、社会を形成して行くにあたり、誰かに考えて引っ張って育ててもらう「成長」から、みんなで話し合い、考え悩み、自分達の生きて行く社会を選択し、創って行く事へ向かうのが「成熟」であるなら、みんなで考え決めて行く、本来は当たり前の事だったのかも知れませんが、考え、創造して行ける事が新しい豊かさなのかも知れないと感じた検証大会でした。
小口(小口 高寛)

3回目になる検証大会は明らかに内容の深化が見られ、参加者の顔が全く別の物に感じられました。内容は相変わらず小難しい事には変わりがありませんが、自治という観点で越谷市がどうなっているのかだけではなく、自分の地区や町内がどうなっているのかまで落とし込まれていたため、一般の傍聴者が主体的にかかわることができたのではないかと感じます。どんなに素晴らしい事を話したとしても、身近な問題としてとらえる事が出来なければ「何もできない」「わからない」から一歩も出る事はできません。ローカルマニフェストは議員のお約束である以上に、市民と議員が一体になって地域を作り上げていくためのツールであり、この使い方が「財政赤字、人口減少、超高齢化、無縁化」などの越谷市の問題を解決する方法なのだと実感しました。
全体的に達成度は低いながらも、一体感には花丸をつけたいですし、残る一年でさらに内容を深化させて、一市民としての実現力をつけて行きたいと思います。
岡田(岡田 英夫)

来年の市会議員選挙まで1年をきりましたが、7月6日、越谷市中央市民会館で、統一ローカルマニフェスト2011(3年前の市会議員選挙で超党派の市議候補が掲げた共通政策)を毎年市民が検証する第3回市民検証大会が開催されました。
えてしてマニフェストの検証大会は首長や議員の自己満足や手前みそになりやすいものですが、政経セミナー運営委員会では文字通り参加した市民が、検証結果の判定を全員で行いました。
結果としては数人の市民が不認定の表示をしましたが、是となりました。
全会一致でないことの方が意味があるものです。
報告者(市民と議員による3つのチームからの)の説明・提案や会場からの質問、意見交換会など. 3時間にもわたるものでしたが.終始集中が途切れることがありませんでした。
参加した市民の数も多さや、さらに多様な顔ぶれの市民が参加したことが、越谷市における小さな公共空間を作り出すことが出来ました。
参加者は、高齢者はもちろん、子育て中の人(小さな赤ちゃんを抱いてのお母さんも含めて)、現役の働く世代、独身の男女、他市の地方議員など多種彩々だったのです
 そして、最後の閉会のあいさつに立った名倉さん(20代の女性)の言葉は、よくありがちな自分の主張だけをするという内容ではなく、常に市民が社会の一員であることを意識して、
その責任をともに共有しましょう、と言うトーンとなりました。
会場は静かに、そして時にはうなずきながら、時に微笑みながら社会形成資本を自分達自身が作り出していく、当事者意識が涵養されていく舞台となったのです。
白川(白川 秀嗣)

●参加者が多数であったことは事務局をはじめ、スタッフの努力と政経セミナーの取り組みへの定着の顕れと考え、素直に喜びたい。その中で子育て世代の女性の参加があり討議の場を共有できたことを評価したい。
●検証結果を○×判定する試みは参加型運営にしていくためであり、実施してよかったと思う。一方、アリバイ的な感もあり、内実を伴う判定への参加という意味では今一歩というところだろう。検証結果の内容がよければよいと自己満足に陥らず、伝え方、見せ方も含めてバージョンアップしていくことが参加の内実を充実させていくことになるだろう。
●検証結果について発表者から迷いや疑問が表明された項目があり、グループ内での合意形成について十分でなかったのではないかと感じられる場面もあった。
●昨年よりは改善されたが、評価指標が依然曖昧であり、またB判定の幅が広いなど、技術的問題点は今回も残されたと思う。
辻(辻 浩司)

①当日の感想
今回、検証大会当日は母方の祖母の49日であり孫としてはお寺に行くべきでしたが、今やらなければならないことはなんなのか、どちらをとれば未来、自分に誇りを持てるのか考え検証大会参加を選択しました。間違った選択なのかもしれませんが、主催者として今回の検証大会に関われたことはこの3年の成果が分かる良い機会となりました。
市民だけではなく議員も前に出て並んで発表したことは、ともに検証を行ったことが分かりましたし、議員自ら掲げたマニフェストを点検・検証しても今まであまり公に知られることはなかったので大変良かったと思います。また、前々回の検証大会までは公共チームは菊地議員に任せっきりで申し訳ありませんでした。前回、今回と遅ればせながらともに検証させて下さり有難うございました。
検証結果に×が複数付いたことは、公共チームとしてそれなりに苦労して検証を行ったので正直ショックでしたが、自分たちが満足すれば終わりではなく、多くの方とともに満足する道を探すことこそが重要ですので×を付けて下さった方々には感謝し、今後、ともに検証に取り組んで頂けたらと思います。
赤ちゃん連れの方や若い女性、男性が参加して下さり、リアルな将来の負担者が目の前に現れ、ディスカッションでは大人としての責任をいつも以上に考える機会となりました。

②取り組み段階での改善点
 当初予想された参加人数より大幅に増えたことは、事務局の呼び掛けのお陰であり、今後頼り過ぎず自らも呼び掛けを強化しなければと思います。呼び掛けをする際にはチラシを渡していましたが、どう会話を展開したら興味を持って頂けるのか、事務局の方法を参考に自分に合った方法を模索してきます。
 参加したいけど体が悪いからいけないだとか、先約があって行きたいけど行けないという方々には、その時点での検証結果を聞いて頂き、評価して頂きました。賛同議員以外の後援会の女性の方は、前日に私から旦那様に渡したチラシをよく読み込んで下さったそうで、次の日、用があって飛び込みで伺った際には初めて会ったにも関わらず時間を空けて意見交換をして下さり、その後も数回お話をさせて頂きました。講座の場に来て頂くことは勿論重要なことですが、加えて、広く市民の声を聞き、話し合い、持ち帰り、広めて頂くことの重要性を感じました。

③周りの参加者からの感想など
 政治・経済というと難しそうで躊躇うとの声がありました。確かに専門用語や遠まわしな言い方で理解するのには苦労しますが、自分の生活の全てが政治・経済であるが故、落ち着つけば理解出来ることも多いということが分かって頂けました。
 赤ちゃん連れの方は、子連れで参加しても大丈夫だろうかと不安があったそうですが、参加して良かったとのことです。検証大会にいた誰ひとりとして嫌がる素振りがなかったことは、忘れられがちな将来世代のことを大切に考えて下さる方々が多かったからだと思います。特に今回の参加者は「社会の一員としての自分」を明確に持った方が多かったように思います。
 ディスカッションの時間が短く、もう少し話したかったという声がありました。施設を借りると金銭的にも時間的にも制約が付き纏いますが、プログラムを絞ることも一つ考えていくべきだと思います。
名倉(名倉 瞳)

・ 参加総数 54名、新規 17名、プラス新規会員獲得2名 会員更新も数名。
・ 越谷市の他の政治団体や議員個人で 前回の選挙公約を継続して検証していない中で、市民に 唯一公約の検証と説明責任を果たした意味は小さくない。
・ しかも検証大会までの分科会を含めた論議と当日の発表を非バッジが率先して担った事は超党派で活動してきた事と合わせて 政経セミナーの大きな強みだと思う。
・ 私は新しいしくみに属し、 大半が議会内での改革にかかわる内容が多かったが、検証の基準の大きな柱にしたのは「市民への公表・説明責任を果たしているかいないか」が第一であることを分科会の討議の中で学んだ。
・ 二番目に「総論賛成・実行反対」が議会で多数を持っていない現状であることがはっきりしてきたので、「やると決めたのに実行しない現状で、非バッチが出来る事は無いのか」として 非バッチ側からのアプローチを常に考えることも同時に学んだ。
・ 参加者は何に共感したのか  「どうなっており、どうなりうるか」を共有すると言うことが、「予算が足りないから仕方ない。我慢する」という観点だけでなく、 これまでの消費的な税金の使い方から未来への投資的使い方(子供や 子育て世代) に変えていくこと、 こういう社会を作りたいから 今はこれが優先順位として上にくるんじゃないか  という観点に共有感をしめしたのではないかと思う。
・ この共有感を軸に 新しいしくみとしては80点に到達できるように活動する事
とりわけて 新たに提起した 定数削減問題に具体的に取り組んで行きたい。
・ 今後の電話掛けも 分科会や●×参加方式、 紹介カードのパフォーマンスで興味を呼び起こすだけでなく (時としてはこれも必要だが) じっくり話せる相手には 上記のような観点で合意形成を図っていける人が 今問われているリーダーの資質であること、こうした資質がある人を 選択していきましょう に進化させていくことが必要である。
三輪(三輪 辰宏)

「統一ローカルマニフェスト2011」市民検証大会は、7月6日50名以上の参加者で行われました。3つのテーマ各々のグループが討議を重ねた検証結果を参加者に報告し、さらに当日参加者がこれを判定するという全員参加型の市民検証大会となりました。
結果は3つのテーマと、数項目加わった課題を含めて認定となりました。
その後に予定されていた質疑応答、意見交換会の3時間では、包含しきれない
討議空間を参加者全員で共有できたことが、最も価値あることだったのではないでしょうか。役割と融通を効かせた運営が少しずつ定着してきたことも、
H.10.3.25「自治体改革と議会の役割」福嶋浩彦先生からスタートしたセミナーからの集積あればこそかもしれません。
政経セミナーがお呼びした多様な先生方は、松本和光市長、木下草加市長、根本野田市長、石津北本市長、高橋越谷市長、淑徳大学 結城先生、法政大学 廣瀬先生、東京大学 木村先生、首都大学 長野先生、聖学院大学 川田先生、
みんなの党衆議院議員 山内康一氏、民主党参議院議員 大野元裕氏、自民党衆議院議員 柴山昌彦氏、栗橋病院 本田宏先生 他各界、各方面から多彩な講師を越谷にお招きできた事からも、セミナーのレベルの高さと運営委員の努力の深さを感じざるを得ません。
一歩一歩の積み重ねが今回の検証大会の構成に表現されたことで、次のステージへの扉を開いていく反面、政経セミナーを離脱していった議員やここまで進捗したことでさらにハードルが高まったとして、参加に二の足を踏んでいる議員や一般参加の市民に対して、どのようなセールストークが用意できるのかも今後の課題でありましょう。
西川(西川 孝一)

統一ローカルマニフェスト2011の3年間の実行結果を市民が議員と協働で自己評価し、検証大会参加者から納得できるものであったかどうか判定を受けた結果、具体的な政策内容の実行に関しても、その背景にある住民自治という考え方に対しても納得感があるという評価を受けた。
今回初めて行われた参加者による判定については、事前の参加呼びかけの時点において、それなら参加してみようという人がいたこと、当日の検証結果報告が非常に集中した雰囲気の中で行われたこと、グループ討議の中でも政策の内容の議論が行われたことで、マニフェストへの共感が蓄積されていると思った。参加者54人中の内、初参加者が17名と約1/3を占めたが、お礼の電話の時に感想を聞いたところ、殆どの人が内容が良く分かったと言っていた。(内容が難しいとは思わなかった。自分の意見を言うことは出来なかったが、大変勉強になったという感想が多かった。)
「新しい豊かさ」グループの一員として、当初は抽象的だった政策内容を今回は具体的なものにすることができたものの、評価を数値化することが難しいということは、政策の最終目標を描けていなかったことに原因すると考えており、再検討が必要である。また、この機会に「豊かさ」とは何なのかを見直しするようにしたい。例えば、マニフェストの中で「安心・安全」を医療・介護の簡単から述べているが、越谷の直近の状況から、竜巻被害の教訓を生かして、耐震化対策に着手できない本庁舎の大震災が起きた時の防災対策を備えておくことが必要であると考えている。
岡村(岡村 宣夫)

3年前の統一地方選挙の際に掲げた統一ローカルマニフェストの検証大会としては3回目となります。
 今回は参加した市民が、各チームの検証結果を聞いて、その検証内容が良ければ(満足すれば)○、良くなければ(満足しなければ)×、を掲げるという市民参加型の形式でした。
 受け持ちの「新しい公共」は2項目。検証報告に対する評価はおおむね良好で、×は参加した約50人の中で2人のみ。感覚としては、5%から20%くらいは×が出るのが健全のような気がしていたので、案外と×が少なかったと感じています。
 ただし、マニフェストの進み具合に対しての現状がどうであるか、という意味での評価ではなく、現状の進み具合はこうですよ、という報告に対しての評価なのである意味では全部○になるべきものなのか?そのあたりはどうなんでしょうか。
 次の市議会議員選挙までは1年を切り、いよいよ次のマニフェストを考える時期が近付いています。出来ているものと出来ていないものを仕分けると同時に、新たな項目の追加も検討する時期に来ました。
 より良い街をつくるための次のステージに市民と一緒に上がらなければなりません。
菊地(菊地 貴光)

超高齢社会を地域でどう受け止める? 感想

呼びかけ以上の30名を超える参加者に興味関心の強さがうかがえる内容でした。
高齢者が増える事を現実の問題としてとらえる姿勢には市民も議員もありません。それだけ越谷の超高齢化が進んでいるのだと実感させられました。内容を直視すると財政やケアについてなど負担の話が多く暗くなりがちですが、視点を変える事で全く違う世界が広がっていると感じています。講師からの「人は奉仕されるだけではなく、奉仕がしたいものだ」という意見や、「自分ではできないではなく、出来る事をやる!」という意気込みが超高齢化社会を迎える全体の空気を変えたと感じています。
私も暗い観点では見ていません。退職を迎えた技術や知識を持った方々がこれからは、昼間にも市内にとどまることになります。市内の日中の人口は増加するのですから、これからの安心安全は行政が担うのではなく、市民が担う社会に変わっていくのではないでしょうか。元気で有能な方々をいかに地域で活躍していくのかに知恵を絞る事が私達に出来る最大の対策だと思っています。
弊害としては、多数決では高齢者が圧倒的に強くなることです。自身の世代が全てを決定してしまうからこそ、どの様に全世代にも思いを巡らせるのかが問われています。
岡田(岡田 英夫)

今回は受付係を担当していましたが、あいにくとお願いしていた友人が欠席をしたために皆様にご迷惑をおかけ致しました。大変申しわけございませんでした。
 さて先日発表された日本の人口動態では、高齢化率が25%を超えたとのことです。
高齢化率7%を高齢化社会、14%を高齢社会、21%を超高齢社会と国では定義をしてきました。
 日本は21%の超高齢社会に2006年になりましたが、埼玉県・越谷市も同じ年2012年に超高齢社会となりました。今回のテーマのタイトルにある「超高齢社会」はもはや遠い世界の話では無く、現実の世界の話であるわけです。
 多くの人の意識では、高齢化社会と超高齢社会との区別は無いかもしれません。しかし、言葉は常に実態を表すものです。超、がつく高齢社会になったんだ、という意識をみなが持つことによってかえって実態に即した対応策を考えることが出来るようになるのでは無いかとも思っています。
 この超高齢社会を地域で受け止めるということはどういうことでしょうか。
一つには、高齢者の皆さんが幸せに生き続けられるということであろうかと思います。
もう一つは、高齢者の皆さんの経験などを若い世代に引き継いでいく仕組みを作ることであろうかと思います。
特に後者は、例えば生産労働人口の減少と技術の伝承の問題と重ね合わせると理解がしやすいかと思いますが、高齢者に若い世代を積極的に結びつけることによってより確実に、何かを次世代に引き継ぐ効果が生まれるのではないか、と思います。
 こういった意識を地域で共有出来ればと思います。
菊地(菊地 貴光)

 まず議会報告が型通りになってしまったのは諸般の事情でいたし方ないとしても、26年度予算にみる「ワニの口現象」は越谷の将来にどのような影響をもたらすのか、また、中核市移行関連の諸案件における市長の市民への合意形成のとり方の変化等、予算案に反対した会派ならではのコメントがあってもよかったのではないか?
さらに、議会で紛糾したと伝え聞く、辻議員ツイッター事件、江原議員セクハラ事件についての市民への説明が今回スルーされてしまったことは、越谷議会の民主主義観の実状をオープンにする機会を放棄してしまうことにならないか。
 今回の講座のテーマ「超高齢化社会を地域でどう受け止める?」は、直近の越谷の現状を討議する意味で、3月予算議会における高齢化対応が予算案にどう表現されているかを学ぶいい機会であったはずで、参加者にこのテーマが今選択された意味を再確認してもらう時間を作りたかったと思っている。
 しかし、今回の特別講座に配置された役割分担・メンバー構成は、従来と違った面を期待したものであった事は、理解しなければならない。また登壇したスピーカー諸氏のバラエティーさと各々各分野を懸命に果たしてくれたことに好印象を感じている。
 グループ討議の雰囲気が徐々に違和感のないものになってきていることは、初参加の方々にも参加しやすさを感じてもらえたのではないか。
今回のテーマは、本来暗い、深刻なテーマを参加者全員で共有し、閉塞感から将来に向かっての一手をみんなで考える時間とするきっかけを提供できたと考えている。
これこそが政経セミナーが目指す市民参加の一方向であったのではないか。
西川(西川 孝一)

 川田先生のお話を聞き改めて少子高齢化の危機感を感じました。しかしグループで意見交換をすると考えも少し変わりました。
超高齢社会と言う言葉を耳にすると暗いイメージを想像するが、視点を変えて見ると良い点もたくさんある事に気づきました。定年を迎えた方々が昼間も地域に居るという事です。この方々の居場所づくり、そして活躍の場を作れば地域の活動があらゆる面で変わるのではないかと感じました。社会保障が大変という声もありますが、高齢者に子どもたちを見てもらうシステムなどを構築すれば放課後待機児童なども減少し、お母さんたちも働きやすくなる事も考えられます。核家族が増えていますが、定年をきっかけに同居なども考えられると思います。
 自治会の加入率の減少などのお話を聞きましたが、あらためて基本的な近所づきあいが大切であると感じました。
 中核市の移行は、もしかしたらチャンスであり、越谷市独自の社会保障の制度ができるかもしれないというお話も興味をもちました。
 社協のお話では、困っているが「スタート」実際は何でもできるのが社協であり市民がもっと運営サイトに入るべきと言うお話も興味をもちました。
 最後に、皆さんもおっしゃっていましたが、「与えられ続けると心が折れる」という言葉が印象的でした。
武藤(武藤 智)

3月越谷市議会で賛否が大きく分かれた「敬老祝い金削減」議案は、市長や議会に市民との合意形成と言う視点から、課題が可視化する契機となりました。
 高橋市長が毎年提案する予算案には、人口減少(生産労働人口減少)と高齢人口激増の時代の認識が極めて希薄な状況で、前年度予算を毎年更新を続け、ついに平成26年度予算額は、過去最高額となりました。
 しかし、税収の根幹である市民税の伸び率は僅かであり、個人市民税は前年比2,2%の伸び率で推移しましたが、市税納税者の8割を占める給与所得者の賃金が上昇しているとは言い難く、制度変更による控除廃止などに伴い課税対象額の増額が主な原因であり、依然として全体の給与自身は上昇していません。
更に若者や子育て世代の減少傾向は今後30年間は、残念ながら上向くことは期待できず、その年間所得も200万円以下と低水準です。
 一方、一般会計862億円の42%を占める民生費は361億円に達しており、さらに超高齢社会の加速では、越谷市は世界一のスピードで進行しており現在のシステムでは到底対応出来ないことも明らかになっています。
 これらのことが再三指摘されているにも拘わらず、これまでの市長の予算提案や政治姿勢は旧来型の右肩上がりの習慣から抜け出してはいません。
 典型的な事業では、仮称第三庁舎建設や中核市移行への説明責任、本庁舎の耐震化対策を含む、先送り体質にも拘わらず「安心度ナンバーワンの越谷市を目指す」とのかい離にも矛盾を感じていないような対応が続いています
 この様な事業の推進は、市民への消費的なサービスを提供していくことが、市長や行政の役割であると、信じて疑わない慣習となっており、議会もこれを追認し続けています。
 ただ、これでは財政が持ちこたえられないために、今回の敬老祝い金の廃止議案となったもので、理由は兎も角、一定の評価はするものの、事前に市民への説明や意見聴取をしないことで、決定的には政策形成過程への市民参加の視点が全く欠けていることも明らかになりました。(議会でこの点の質問に、事前に市民に説明したら混乱する、とまで答弁までしてしまう念の入れようですが)
 同時に議会側でも、事前に市民への議案説明や意見聴取を経て、議案の審議や採決に臨むというものでないことから、結局議会内部の論議に終始してしまうことになっています。
 これから、さらに旧来の行政サービスや税金の投入を、未来への投資に変換するため、何かを諦めることや我慢することに対応せざる得なくなることは明白です。これは単なる制度いじりの枠に留まらず、これまで提供を受け続けてきた市民自身が行政や議会への市民参加を通して、当事者意識の涵養がなければ実現しないのです。
その意味では、今回の特別講座は、この市民の価値観や生き方を変えていく契機となったことは大きな成果であり、来年の市会議員選挙にむけ、この様な市民をどこまで作り出していけるのかが課題となっています。
白川(白川 秀嗣)

全体的な感想として当初は、高齢化(老い→衰退)、少子化(税収減→増税/借金増・将来世代への負担先送り)という暗いイメージが先行し、どうすればいいのかという混迷に行きつくように思っていました。しかし、こうすれば問題解決できる、受け止め方を変えれば後ろ向きの姿勢を前向きにできるという講座であったため、終わった時点では大変元気が出るものになりました。
そういう雰囲気が影響したのか、懇親会は10名で予約したところ、18名が参加するという、これまでにない状況になり、部屋の変更・会のスタートという世話役としての役割が全く果たせない状況に陥ってしまいましたが、多くの方の臨機応変の対応により、盛会に行うことが出来たので、感謝しています。
川田先生からは、高齢化のスピードが日本は他国に比べてダントツに速く、国内では埼玉県・越谷市がトップクラスという中で、どのように対応すべきかということが提案されました。社会のあり方を、自助・共助・公助のどれを選択するのかという点では「共助」を求めていくこと。そのためには市民の自発的な活動が基盤になり、「自分がやりたいこと」「今の自分に出来ること」「社会に求められていること」という観点から始めることが提案されました。そして、共助を作るための団体である社会福祉協議会の活動を本来機能に戻す必要があるということが、今ある仕組みの中で効果的な方法だと思いました。
伊藤さんからは「外見が心に与える影響が大きい」ことに着目し、高齢者に対する「化粧」をボランティアで行っている実演が行われました。モデルになった人が、全く化粧をしない(重要視していない)人であったことは驚きでした。そして、この活動のメリットは化粧をしてもらう人にあることと同時に、ボランティアの人が活性化すると言われたことが印象的でした。
砂原副主幹から話された地域包括システムの推進の中で、要支援の人に対する訪問介護支援、デイサービス支援を事業者が行うところから自治会等の市民が行うように変えていくことは必要だと思いました。それから、砂原氏は何度も「これは私個人の見解ですが」と断りながら、市民に思いを伝えようとしたことが印象的でした。例えば、地域包括ケアシステムの会議議事録をホームページに掲載すること等です。
パネラーの学者・NPO・行政が共有感を持っているところと、それぞれの役割分担と連携の重要さが感じられた講座でした。
岡村(岡村 宣夫)

『超高齢社会』と云うと今までは暗かったり、お金が凄く必要だったり重苦しい社会の印象を受けていましたが今回の特別講座ではその印象を受けるのではなく、『超高齢社会』に対して明るい印象を受けました。又、話を聞く講座だけではなく、セラピーメイクの実践も取り入れた事は大変良かったと感じました。モデルになられた方は恥ずかしそうでしたが。又、グループ意見交換の際も活発な意見が出て皆様、積極的に意見交換をされていたと思います。地域と云っても自治会への若い世代の参加が少ないのにどう地域を守るのか、自己責任と云った様に学術的に責任を分析した意見等など。大変、良かったと思いました。私は塀があり、自身の敷地や相手の敷地を明確化している家並み、又、現在の家は部屋を壁で区切っているので襖等で部屋を仕切っているのとは違い人をたくさん招く事が難しい造りになっていると思います。私の実家は小さい家ながらも襖を外せば6畳と6畳の和室が繋がり12畳になります。父の葬儀の際はその様にして家で葬儀を行いました。病院から父の亡骸を家に連れて帰った際は親戚やご近所の皆様が布団を敷いて待っていてくれたり、お通夜に訪れる方々の為に料理も作って用意してくれました。当時は斎場もなっかたのもありますが親戚やご近所の皆様のご協力もあり家から送り出す事が出来ました。多分、地域はその少しずつのみんなの協力で成り立つ事と感じます。現在は家ではなく斎場で葬儀は行われていますがその様な地域の関わり合いの中、改めて地域を考えて行かなくてはと思います。ある本に「原始共産制社会・権力のない世界・自主性を重んじた共同生活」について書かれているのを思い出しました。「原始時代の医療は、生産力と科学・技術の低さの為にきわめて低い水準であったが、平等を基本として部族全体にかかわる集団的な医療であった。仲間を障害(老いも含む)ゆえに除外することはなく、狩猟にも病人や障害者を連れて移動した。しかし、自然による被害や伝染病などで部族に混乱が生じると置き去ることもあった。精神障害者も集団を乱すことがない限り行動をともにしたと述べている。」と云う内容です。何かここにもヒントがある様に感じます。
小口(小口 高寛)

■社協職員として地域福祉に携わり、市議の経験のある川田虎男さんのお話は、超高齢者社会という全体状況と、地域で何ができるのか、そのためにはどのような市民合意が必要なのかを短い時間で端的にお話いただき、誰にでもわかりやすい内容だった。
■伊藤節子さんの実演は、政経セミナーのこれまでの講座の中にはなかつた新しい手法であり、場が和んだ。セラピーメイクという手法も初めて知ることができたし、高齢者の社会参加の具体的なサポート策としてユニークだと思った。
■高齢介護課の砂原さんのお話も、単に統計と施策の紹介にとどまらず、市民として求められるスタンスなどを伝えていただき、行政マンとしての熱い思いを感じた。
■出席者は、チラシを見てきたという方が2名ほどいらっしゃつた。一人の方は「超高齢社会をどう受け止める」というテーマの答えを知りたくて参加したとのこと。このテーマはやはり今の日本社会のあらゆる問題に通底するものなのだと改めて認識した。
■反省会への参加者が過去最高人数だった。「まだ話し足りない」という感覚はとても大事で、主催者としてはうれしい限りだ。
■超高齢社会というテーマを、いかに暗いものとしてではなく、ポジティブに語れるかが私たちに求められている。川田さんが「人のために活動することは楽しいこと」という言い方をして共助社会をポジティブに語っていた。また、高齢者を単なるサービスの受益者として位置付けるのではなく、支え、支えらる社会の主体としてとらえていくことが大事というお話には多くの人が同意していた。
辻(辻 浩司)

そこが知りたい!越谷市議会 感想

 今回、特別講座で初めて司会を仰せつかりましたが中々時間の配分が難しく、マネージメントを出来ない自分を感じました。後、市民活動団体へ電話掛けを行った際は予定があるとの事で全て断られました。もっと早く連絡をした方が良いと感じました。ただ、今回、自身が代表を勤めさせていただいている請願活動団体の仲間にお声掛けをして参加して頂いた感想としてとても良かったので、次回は人を誘って参加したいとのお言葉を頂きました。又、意見交換会は活発な議論になったと感じました。私のグループの意見で「審議会は答えありきの形だけ。」と云った内容の意見もありました。これは執行部の自由を許していて議会、執行部の関係がゆるいと思います。それは当たり前です。議員の発言で揉めていますから。議会が一体感になれていない事も意味していると感じます。ですがそれも議員を選出している市民の責任を感じました。
小口(小口 高寛)

 政経セミナー主催で、昨年の市長選挙の準備段階でも、市会議員による公開討論会的な講座を開催したが、その時の市政のテーマの討議をさらに深めようとした。
政経セミナー賛同の市会議員6人全員が登壇することにより、「統一ローカルマニフェスト2011」への一定程度の理解と問題意識の共有観を可視化することに成功した。またコーデイネイターの原口氏との事前打ち合わせを通して、さらにテーマの問題を明確化したうえで、各議員の見解を披瀝することにも尽力した。
さらに、参加した市民は、市長や会派や議員個々人の考え方の違いを、それぞれの議員がどの様に表現するのかも体感する事が出来たことは、これまでの政経セミナーの特別講座の蓄積でもある。
つまり、議員や議会が市民から検証される公共空間の中で、市政の単なる事実の羅列にととまらず、そのテーマの捉え方が議員の説明能力の多様性によって市民は自らの判断基準を持てると言う事であり、やはり議会側からの発信が大きな意味を持つと言う事だ。
 しかし、越谷市議会では曲がりなりにも、市議会主催の市政報告会が昨年開催されたが、議会や議員の多様性をむしろ封印してしまう傾向になっているように思える。
 そして、この多様性の披瀝や発信について、違和感をもつ議員も残念ながら存在しているために、様々な軋轢も生まれている。
 勿論政経セミナー内部にも、同じ構造的な問題が露呈しており、来年の市会議員選挙を前に、市民への対応はプラスでもマイナスでも考えざるを得ない時期にはいっており、思った以上に辻事件や懲罰動議の提出は大きな市民的影響を持つことになる。
 さらに、本来の議員の責任である、議案への賛否の姿勢やその理由の説明能力にも、市民は投票の判断材料としていく空気が漂い始めている。
 財政問題がもはや旧来の枠組みでは、どうしようもないという現実が突き付けられており、中核市への移行、第3庁舎問題、平成26年度予算、敬老祝い金など、どれをとっても議員の判断が強く求められている。
 それは、広く市民一般という問題の立て方でなく、それぞれの議員と支援者、後援会との関係性を、上記の説明能力や舞台設定という議員の姿勢如何によって決まる、とも言える。 その意味では、6人の賛同議員は次回以降の特別講座にスタッフや参加者を後援会の中から参加させることが出来るかどうかが、問われている。
 結果として、選挙運動を有利に展開できる条件をも作る事になるはずだ。
白川(白川 秀嗣)

 6名の議員によるクロストークは、ローカルマニフェスト理念という一定の基準が設けられ、各自思いがある物の、方向性がそろった発表内容でした。財政や市民参加について、ここまで同一基準で話される事は、越谷市では皆無であり、新しい一歩に間違いありません。
今回は特に、市民からの質問や意見に全力で答え考える姿勢が伝わったのか、市民の考え方や参加方法に変化をもたらしました。新しい参加者でも抵抗なく「みんな」で考える事が出来た事には驚きです。
議題については、議員定数や報酬の削減に慎重な意見も多く、「市民全体の為」に何が重要なのかを討議する前向きな姿勢でした。「議会への怒り」だけだった従来の市民参加を市民自ら覆し始めたのではないでしょうか。その事を踏まえると、敬老祝い金の削減やツイッター問題など様々な越谷市の「うねり」が、統一ローカルマニフェストの進化につながっていくと確信しています。
岡田(岡田 英夫)

 テーマが「そこが知りたい!越谷市議会」という事で、身近なテーマのため、参加者も積極的に参加し意見交換ができました。
 中核市移行や第三庁舎建設・本庁舎耐震化などについては周知や説明がたりないと改めて感じました。議員としての説明や周知についてもまだまだ足りないと感じました。
参加していただいた方々は、中核市移行や第三庁舎建設・本庁舎耐震化など諸問題のいきさつ等を理解していると思いますが、一般の市民の方は何も知らずにいると思います。
 先日、私の妻が市役所に訪れた際に、市役所に行ったけど何を工事しているの?と聞かれました。家庭内で第三庁舎建設の話はしたと思いますが気にせずに聞いていたのかもしれません。はずかしながらこんな状況です。
 また、グループ討議の中で、審議会の話題になりました。各審議会の経験者の方がいらっしゃり、貴重なご意見も聞かせていただきました。
 今回は議員同士がフリートークを行い、原口さんにコーディネーターを務めていただきました。運営委員以外の方にコーディネーターを務めていただくのも新鮮味と緊張感があり良かったと感じました。
 最後に、今回は議会開会中の開催ということで忙しかった感じがしました。
武藤(武藤 智)

 今回の政経セミナーは外部講師を招いての勉強会ではなく、政経セミナーに参加をする超党派の6人の議員が登壇して、市政の問題点や課題点などに対してどのような見解を持っているかを披歴しあう会となりました。
 政経セミナーでは、平成23年4月の統一地方選挙において統一ローカルマニフェストを掲げ、それに賛同する候補者が当選後にそのマニフェスト実現のために活動を進めています。そういった中では、考えが一致している点もありますし、一致しない点もあります。
 今回は4つのテーマ(事前の広報では5つのテーマが記載されていましたが、1つは省略されました)について、議員から約10分程度ずつ現状の報告がなされ、その後議員から個別に意見が出されました。
 参考までに4つのテーマとは、
①中核市になるとどうなる?
②第三庁舎建設と本庁舎耐震化は?
③議会改革どこまで進んだ?議員報酬や定数削減等をどう考える?
④越谷初!市民共同発電スタート
です。
 後半ではいつものようにそれぞれテーブルごとのグループ討議が行なわれました。その報告を聞くとテーブルごとにどのような点に興味関心を持ったかの違いもありますし、仮に同じようなテーマで議論がされてもその経過や結論などはそれぞれに異なっています。
 こうように、市民に情報を発信し、その情報をもとに考え、さらに他の人はどう考えているのかを知るということは非常に重要です。
 自治基本条例には市政についての基本原則が3点示されていますが、そのうちの一つである「情報共有の原則」、これをきちんと行ない、行政や議会だけで考えて決めるのではなく、市民に情報を開示し、しっかりと意見を聞く、その上でより良い案を練って決めていく、ということの大切さを改めて感じた次第です。
菊地(菊地 貴光)

 4項目についてパネルディスカッションが行われ、①中核市移行、②庁舎問題、③議会改革は活発な討議が行われ、④太陽光発電はまちづくりの方向性、理念が示された。
①中核市移行、②庁舎問題は、政策の是非よりもその政策を市長・議会・市民の合意で作るためのプロセス上の問題が明らかにされた。市長が中核市移行のディメリットがないと言っていること、第3庁舎問題を当初予算ではなく補正予算として出したこと、複数の選択肢を提示せず一案のみの提示で、しかも市民に説明して合意を得ようとしないことは自治基本条例からも問題であることが明らかにされた。③議会改革の推進力と抵抗力は、議員と市民の関係をどう作っているかの違いからくるもので、選んだあとはお任せで良しとする関係と、選んだ結果を検証する関係作りの違いであると思う。前者の関係では「敬老祝い金」のように、利害が自分の身近なことに直接及ぶことも実感されることになり、そこから討議の場への参加が始まったことと繋がっている。④では大袋幼稚園のプロジェクトから始まるエネルギーの地産地消に市民が関わることの意味が話され、市民が自分で出来る小さなことをやることが、大きな力を生み出すことに繋がると思った。
岡村(岡村 宣夫)

①中核市移行が既成事実として浸透し始めている。
②第三庁舎建設が始まっていることを知った。(もうちょっと効率的な方法が…)
この関連する二つの事業における市民合意(人・モノ・金が費やされること)の手続きの不備が可視化されたが、「時すでに遅しの感」であり、残念でならない。
市長選結果が下され、市長は市民の合意を得られたと勝手に思い、昨年を上回る予算案も可決されることになれば、さらに“過信と錯覚”の道を突っ走っていく事だろう。
 この状況下で語られる議会改革や市民自治、云々などという言葉遊びに興じる議会、議員の不勉強さと見識の違いは選びたくても選べない結果の選ばれし者の姿ではないだろうか。しかし、超党派議員が一堂に会する場はどこにもないし、参加議員も他流試合をさせられる空間は苦痛でこそあれ、決して楽な時間ではないはずだ。
この空間を民主主義の深化の過程とするためには、来年行われる統一地方選の結果を待つことになるのだが、市民の前に登場した参加議員諸氏の一人として落選させるわけにはいかないのである。政経セミナーに集った議員と落伍していった議員のその後をよく見て行こうではないか。
 民主主義の深化はすべての地方自治体で一進一退しながら今日を生きているのであろう。越谷の政策決定過程の不透明さと毎年膨張し続ける予算をそもそも論で市民に説明しないで執行し続ける首長と、いろいろ言いながらそれを追認してしまう議会は、分権改革や市民自治とはさらに隔たりを大きくしていないだろうか。また議会改革の大方の現状は、市民と共有できていない段階だとされている。自治体議会の活動や仕事ぶりが理解されていないための、市民の無関心、低評価、定数や報酬問題は、もっぱら削減方向での改革論につながってしまう。これらは双方にとって不幸であり、さらに「開かれた議会」から遠のいてしまう。議会も「議場に来れば傍聴できる」ではなく、例えばインターネットで参加できるライブ中継や市民との討議空間を作る報告会開催などの
努力をしてみてはどうだろうか。市政に関心のある市民が集う努力を無駄にしないための第一歩になって欲しいと熱望する日曜日であった。
西川(西川 孝一)

 今回は小林議員もご登壇頂けるということで、会派を越えた開かれた議会が小さな一歩ですが進んだように思います。小林議員はこれまで参加者側に居られたため、数回会話をすることはありましたが、議員としての姿が見られたこと、市についての広いお考を聞くことができたのは大変良かつたです。同会派の江原議員の継続した呼びかけがあったからこそ、参加者側から運営側に回って下さったのだと思います。会派を超えること、超えて頂くことは大変難しいことですが、今後更に開かれた議会となるよう継続して政経セミナーとして行動していきたいと思います。
今回は駅頭でチラシを頂いたからと初参加の方が数名お越しになり、越谷市の問題は全く知らなかったそうですが、最終的には中核市問題や本庁舎問題について知ったことを広めなくてはという共通の危機認識を持つことが出来ました。
継続しての参加を呼びかけることはもちろん、初参加の方を今後増やすことも大切ですので、ディスカッションなどでこの問題はどういうことなのか、どういう意見があるのかを説明出来るよう、運営委員全員が共通して一定の知識を持つ必要があると感じました。
②取り組み段階での改善点
今回、市民共同発電の呼びかけに徹しましたので、政経セミナーの呼びかけは全くしませんでした。
小口運営委員が私の知り合いに呼びかけたことを後から知り、次回は私からも電話で呼びかけをします。
駅頭での呼びかけですが、今回一定の効果が出ました、継続して続けるべきと思います。ただ、中央市民会館で行なうため、毎回参加者も周辺の市民に限られているようですので、北部市民会館や地区センターなどに開催場所を移したりすることも必要なのではないかと思います。
③周りの参加者からの感想など
初参加の方から、「長く市役所周辺に住んでいるが建て替え問題があることを初めて知った。住んでいるだけでは何も知ることはないので、今後もチラシやこういった講座などで教えて欲しい。今回知り得たことは家に持ち帰ってみる。」とのご意見がありました。
また、南越谷に住んでいる男性は、参加しているお茶飲み会で偶然辻議員のtwitter問題を知り、本日もいらしたとのことで、知らなかったけれど、知ったからこそ今度のお茶飲み会で話してみるとおつしゃっていました。
参加された市民の方は元々興味関心がなかったけれど、知ったことでなんとかしなければという意識が燻りだし、市議会議員選挙を1年後に控えた今、更に開かれた越谷市を作っていかなければならないと思いました。
名倉(名倉 瞳)

ツイッター問題から敬老祝い金条例変更議案の報告後グループ討議へ移りました。メンバーの声はさまざまでした。第3庁舎から本庁舎、そして行政からの市民説明が発信していても届かない理由があるのではないか。との意見が私は強く心に残りました。「例えば他自治体では月に3回の自治体広報を出ているところがあります。」という意見です。そういえばかつて越谷は広報を月に2回出されていました。うつかり読み忘れた記事も後の広報で確認していた事を思い出しました。何事も繰り返しをすることで記憶や学びがしっかり定着され問題も少なくて済む。何処かで誰かが大変でも重複しても、必要な事があるのかなあと感じる貴重な意見に感謝をいたします。
小林(小林 豊代子)

子どもの育ちを地域でどう支える? 感想

 今回、特別講座には参加できませでしたが長女が「あけぼの学園」へ通園していた際、交流で「の~びる保育園」へ行った事を想い出しました。独りの女の子が障がいを持つ長女の世話をしてくれたり、私の手助けをしてくれたのを覚えています。私は子どもの育ちを地域で支える事も大切だと思いますが長女との行動の中で感じている事は障がいを持つ人達との接し方がわからない事でつい戸惑ってしまう大人の方がいる事に気付く事があります。長女は特別支援学校、二女は地域の学校へ通学する事となりますが必ずしも同じ学校へ行く事が正しい選択かは自分自身はわかりませんが子供時代の教育が大切とした場合、向き合い方がわからない方達の受けた教育が障がいを持つ方達と隔てる事で向き合い方が分からないのであるなら長女は教材ではありませんが子供時代での様々な個性を持つ子供達との交流を必要と感じます。
小口(小口 高寛)

 地域共同体の再生に向けて、今回は「子育て」と言う視点から、旧来の右肩上がりの時代の保育(保育に欠ける)と現代の成熟社会ではどの様な環境変化と市民の意識変化が起こっているのか、特別講座の目的としました。
 当然これに伴い保育行政はどの様に変化しなければならないのかも、同時に問うものでした。
 今の社会における働き方、特に女性の雇用、労働形態、家族での位置、地域との関係など、その現実は実は働く女性一般とは大きく違ってきています。
しかも、単に非正規雇用のため男性の収入が低いため、その妻も働かざるを得ないという、経済的理由とともに、社会全体をどの様に支え、低成長時代における分かち合いを現実的にどう進めるのか、という課題でもあります。
 確かに、待機児童問題などで施設の増加によって量的な解消が必要である事は確かであり、その方法が税金の投入だけでは、困難であることもまた現実です。
児童虐待やDV被害など、極めて深刻な事態に誰でも、いつでも陥ってしまう社会でもあります。
だからこそ、NPOや地域の資源を活用して対応するなど先進自治体の学ぶことが必要です。
 しかし、量的拡大と同時に保育内容つまりこどもの成長をどうしていくのか、と言う課題があり、それは保育所が子ども達にどう接すればいいのか、そのためには更に保護者との関係の持ち方から、さらに保育所という枠組みだけではなく、地域や職場における親を始めとする労働の在り方など全体の構造改革が必要となります。
 この問題の行き着くところは、やはり地域共同体や自治の領域の問題として、私達に新たな現実を突き付けています。
 幸いにして、講演を頂いた松本先生や青木さん、田井さんの話などから、旧来の子育て支援から、社会的支援や、当事者意識の醸成など多様な取り組みも始まっています。
 この新たな現実がどんなに小さいものだとしても、ここからスタート出来る事や、すでに試行錯誤してきた蓄積に大いに学ぶ事が出来ます。
 講座の準備では、1週間にわたり東武鉄道6駅での朝の宣伝活動や、前回に続いて市民活動支援センター登録団体への案内など少ないスタッフにも拘らず、大きな働きで対応出来ました。
 また、意見交換会では保育士の方から「日ごろの職場では接する事が出来ない多様な市民と話すことが出来て、参加して良かった」との声こそが、全体の成果となる様に、今後のセミナー開催の糧として行きます。
白川(白川 秀嗣)

 パネリストが危惧している、地域、家族、仕事の崩壊が具現化し、各々の立場から市民、議会、行政の役割について話をすることが出来ました。自身がどのような立場であってもコミュニティーの崩壊自体が元凶であり、自分に何ができるのか、何をしてきたのか、そして、結局はシステムではなく「自身のやる気」をどのように出して、行動するのかに行きつきました。
参加者から自治会でもお祭りの開催方法や告知方法に工夫を凝らすことで新しい会員が増えている事を聞き、「現状に合わせて歩み寄る努力」が大事であり、「ただ座って待っている」時代が終わりを告げているのだと感じています。
活動の内容以上に思いの共有が出来たところがどのチームにも見受けられ、今までの講座よりも参加者は少なかったが内容が濃かったと感じています。
私達自身で未来を考え、選ぶ事が今の社会を変えることにつながると実感しています。
岡田(岡田 英夫)

今回、コーディネーターを務めましたが、時間調整や進行など思うように出来ず反省しています。また、参加者については保育関係のテーマでしたが保育を必要としている若い方々の参加が少なかったのが残念です。時間や曜日の設定なども影響があったのかと思いました。
 講座の内容については、まず「保育に欠ける」の意味と文言に問題があると松本先生がおっしゃっていました。以前は「保育に欠ける」子供たちを預かっていたが、現在は「保育を必要とする」子供たちが正しいと言った言葉が印象的でした。制度は昔のままで実際とのギャップがある、生活環境が変わりニーズも変わってきているので制度も変えて行かなければいけないと思いました。
 松本先生の、保育事業への取り組みや活動について実例を交えて伺いました。障害児の二重措置の問題などがあっても全面的に受入れを行ったり、病後児保育室や保育ステーションの開設など先進的な取り組みのお話を伺い感銘しました。
 平成27年4月から保育に関する制度が大きく変わろうとしています。この制度は市町村の役割が大きくなると聞いています。また、越谷市は中核市へ移行される予定です。中核市になると保育園の認可も市が行うことになります。ただ単に施設を増やし待機児童をなくすのではなく、保育の質や保育士の確保など問題は山積されています。私たち議員は何をすれば良いのか、何が出来るのか考え行動していかなければいけないと思います。また、グループ討議の中でも話題になりましたが、子育てにしても何にしても根本的には地域コミニティの大切さが再認識されました。先ずは地域のつながりをもっともっと大切に築き上げなければいけないと感じました。
武藤(武藤 智)

 第14回特別講座は、「子育て」にキーワードを置きつつ、単純に保育をどうするかという視点に留まらずに、子育てを子どもの親だけではなく地域としてどう関わっていくか、という視点での講座でした。
さらに、子どもを預ける親が仕事をする、仕事と家庭との両立を図るワークライフバランスの視点も取り入れたものでした。ワークライフバランスについては、関係するパネリストの日程調整が出来なかったことから不参加であったために、会場の市民の方には少し伝わりにくかった感もあったように思われます。
 子育てが、現実に親や家族だけでは行なえずに、保育所・保育園に0歳から預けるという現実があり、また待機児童の問題もあります。とかく市民の方からは自分の子どもを預かって欲しい、出来ればそれもより小さいうちから、という要望が寄せられます。確かに子どもを預けなければ仕事に行かれずに生活が成り立たないという要因はあろうかと思います。
他方で、預けることが出来ても何かの時に、例えば熱を出したから引き取りをお願いしたいと保育所・保育園から連絡があった時など、働いている職場が快く早退を認めてくれない場合などは引き取りが難しくなります。無理に引き取りに行けばその後も仕事を続けられるかという問題が発生する恐れがあります。その意味で、ワークライフバランスの充実を保育の観点で進めるにあたっては、企業・職場の理解も必要ということになります。
 日本経済が活力を取り戻すには、女性の社会進出と結婚・出産後の女性の職場復帰も必要とされており、県ではウーマノミクス戦略を進めるとしていますが、企業への意識啓発、また企業の意識改革が進まなければ絵に描いた餅でしかありません。
 子育ての充実策とは、単に保育所・保育園の数を増やす、保育士を増やす、保育時間を延長する、ということだけではなく、子どもを預ける親の仕事環境もまたより子育てしやすい環境となっているかどうか、その点も重要であると考えます。
菊地(菊地 貴光)

・パネラーの3者共に持ち味を生かしたお話でよい内容だった。
・保育現場で働くスタッフの方が多く参加していただけたのが大きな収穫だった。
・子ども子育て3法についてもテーマにすべきだった。この時期にそこを外してのテーマ設定はもったいなかった。
・参加者が少なかったことは反省点。議員メンバーが議会対応等に追われていたこともある。
辻(辻 浩司)

 「子育て」に関して、保育園園長、市民活動家、行政担当者からテーマに沿った話を聞かせてもらったが、当初はどういうことが話されたのかよく分からなかった。何度も録音テープを聞き、松本園長がテーマに沿って話されたことと、自分の子育て体験との違いがどこにあるのかということをいくらか整理してようやく何が話されたのか、活動家が何を言いたかったのか、行政がどう取り組もうとしているのか、少し見えるようになってきた。
率直に言って、パネラーの皆さんが考え、行動している視点は殆ど私の体験にはなく、あるのは子供の自立にとってどういうやり方が良いのかという点くらいであった。私の家庭はサラリーマンと専業主婦の核家族であり、乳児期の3人の子供の保育は妻と私の2人で完結していたため、保育を社会に開かれたものにするための苦労という概念は自分の頭の中にはなかった。今から振り返れば、入浴・オムツ替え・ミルク飲み・寝かしつけ等の役割は果たしてきたが、時代が変わった今、問われているのは私の体験のような家庭の枠内の問題ではなく、家庭のモデルが違う状況での家庭や家族と社会との向き合い方、コミュニケ―ションの作り方であり、自治の問題そのものであると思った。
松本園長は、従来の保育が“保育に欠ける過程の子供に対して社会的な支援を行うというスタンスではなく、新しい時代のニーズ、子育て世代が求める新しい豊かさに対応しようとするものであり、青木さんは具体的なイベント・行事を通じて活動し、田井さんはネットワーク作りを通じての取り組みを行っている。現状には様々な問題があるが、批判だけに終わらず少しでも改善して成果を出すという所に力強さと希望が持てる取り組みであると思った。“どうせ、誰がやっても同じ。世の中は変わらない。”という旧世代の感覚とは違っている。ここで取り組んでいることが、自治の課題であると思った。
行政の観点から理屈を付けて整理すれば、男女共同参画社会やワーク・ライフバランスということになると思う。女性の社会進出が日本社会の命運を左右することは、私もその通りだと思う。戸別訪問や選挙の時の電話かけの会話からそう思う。特に私を含めて、旧世代の中では肩書や地位では一定の存在感があったかもしれないが、新しい時代の社会的役割を担うという観点では女性の方が遥かに潜在能力が高い。男性の役割はそのような女性の能力を引き出す役割が果たせるかにあるのではないかと思う。
岡村(岡村 宣夫)

 地域活動における原点ともいうべき子育ての現状にやっと到達したとの感である。少子高齢化・人口減少社会をもたらした、どこにでもある社会問題の
水源が、こんなにも身近で起こっていて、それに向き合って努力している人たちとの接点を作り得たことは、すべての政治課題、生活弱者と言われている特定された問題ではないことを教えてくれた。
ここから見えてくる生活強者の原理は、日常的な生活目線から遠く離れた対岸の火事的様相でしかないことを感じざるを得ない。
 しかし、我々も数十年さかのぼれば、先人の知恵と努力のうえに立たしてもらって、育てられたことは間違いのない事実であり、それらの持続継続性があればこその人生が現在展開されているのである。
越谷における子育て支援、待機児童問題もさることながら、保育所がかかえている「二重措置」「障害児保育」社会的変革がもたらしたお母さん方の就労を支える多様なニーズとの戦いが、最優先順位の位置を獲得できていない現状について、さらに平場での議論を必要とし、地域ごとの対応を考えていかなければならないであろう。
西川(西川 孝一)